Project.C.K.も参加・協力させていただいている「さんま雲」
日本の同人とフィンランドの同人の架け橋になりたいという想いから
立ち上げられたサークルです。
HP→https://sites.google.com/site/sanmagumo/
twitter→https://twitter.com/sanmagumo1
主催→https://twitter.com/marony38
以前、ご紹介した通り
日本×フィンランド合同同人誌プロジェクトとして
さんま雲が昨年末開催された冬のコミックマーケットにサークル参加しました
主催のMARO&NIEALから参加報告書が届きましたので
このblogにてご紹介させていただきます
さんま雲 冬コミ参加報告書[2014.12.30.C87]
もい、さんま雲代表のMARO&NIEALです。
明けましておめでとうございます。
皆様おすこやかに新春をお迎えのことと存じます。
フィンランドは正月から連日マイナス気温で
先週はさっそく-15℃超えいよいよ本格的な冬の到来を感じております。
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画像はロヴァニエミ サンタクロース村と雪に包まれるコテージ
【報告とお礼】
2014年12月30日(火)コミケ3日目に
評論・情報サークルとしてスペースをいただきまして
当サークル初の日本語同人誌となる「四コマのぱーんしさっら」を頒布しました。
こちらの予想を倍以上の沢山の方に来て頂き
驚きとともに感謝の気持ちでいっぱいです。
本を読んでいただいた方
支援告知をしていただいたニュースサイトアキバblog様
なんだかおもしろい様、Project.C.K.様、ボカロPわP様
コミケスタッフの方、そしてこの本の制作に関わったすべての人に御礼申し上げます。
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【フィンランド人と日本人が一緒に作った同人誌】
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当サークルは、2013年に立ち上げて以来
フィンランドと日本の同人の架け橋になりたいと思い活動してきました。
この同人誌は、2013~2014年の間に
フィンランドで発行した同人誌「Yonkoman pään sisällä 1~3」を
日本語に翻訳し解説したものです。
フィンランドの同人を盛り上げたいという呼びかけに
フィンランド人をはじめ留学中の学生や
フィンランド行ったことのある日本人・フィンランドが好きな日本人など
日フィン総勢20人が参加していただき一緒に作り上げました。
これらの同人誌はフィンランドのイベントにて頒布し
とても沢山のフィンランド人に読んでいただくことができました。
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写真はフィンランドのイベントの様子
【日本文化の四コマ漫画を知ってもらう】
フィンランドでは、日本の漫画がコンビニで買えるほど手軽に買える為
『よつばと!』『キルミーベイベー』や『日常』などの四コマ漫画も人気です。
しかし、元々フィンランドのコミックは3 コマが主流。
フィンランド人が気軽に同人漫画を描ける様
まず四コマのセオリー「起承転結」の考え方を知ってもらおうと
「四コマのぱーんしさっら(頭の中)」というタイトルをつけました。
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【読めばフィンランド文化が(だいたい)解る!】
掲載された漫画のほとんどは日本のいろんな漫画の二次創作漫画ですが
元々はフィンランド人に読んで貰う為の同人誌のため
漫画の舞台はすべてフィンランドです。
また、フィンランド人の考え方や習慣・文化・食べ物にいたるまで細かく描かれています。
その為、フィンランドでは常識や風土、気候や祭りなどを知らないと
意味がよくわからない話もあります。
日本語版では、フィンランドオタク男性を代表して
buccehさんがMAROと共に作品を解説していただきました。
この1冊を読めば、フィンランドのすべてが解ります!
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【イベントから好きなアニメまでオタク事情が赤裸々に!】
フィンランドでは漫画・アニメイベントとても盛んで
夏場は毎月イベントが開催されています。
当サークルが参加したイベントを中心に
イベントの情報や同人誌を作るまでのレポ
その他フィンランドのオタクの好きなアニメアンケートをまとめました。
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【フィンランド人作家自らコミケに参加!】
イベント当日はプロジェクトに参加していただいた作家さんを中心に
5人がスペースに入ってくれました。
フィンランドから参加のJaakuiさんとBuccehさんも
直接沢山の人に手渡せたことをとても喜んでいました
また、彼らはサークル「ドーナツイーター」としても活動しており
2日目も「ゆるゆり」本で参加していました。
その他日本から参加は、私maroに変わって
日本でのまとめ役をしていただいているyousukeさんや
昨年フィンランドに留学していたPisaoiさんYouさん
彼らもブースで沢山の方とフィンランドについて語り合えたことや
自分の描いた漫画が読んでもらえたことをとても喜んでました。
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【特典①『アヴァント』ポストカード付】
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北欧のエロマンガ先生こと、フィンランド人JK絵師 小山舞による
ボカロの水着なアヴァント(寒中水泳)ポストカードをセットでお付けしました。
「小山舞」さんは生粋のフィンランド人で、
あちこちのサークルから引っ張りだこの人気者です。
【特典② 泣く子も黙る『黒い奴』】
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フィンランドを代表するお菓子として世界にその名を轟かす『サルミアッキ』。
「黒いゴム」「タイヤ」など、食べ物らしからぬ感想ばかりいわれるお菓子ですが
フィンランド人が大好きなソウルフードといって間違いありません。
漫画の中でもしばしば取り上げられているため
食べてみないことにはとても説明がつかないと思い
大量のサルミアッキをJaakuiさんにお願いして
フィンランドから運んでもらいました。
Jaakuiさんありがとうございます。
【さようならサルミアッキ先輩!!!】
おかげ様でサルミアッキ先輩は
たくさんの日本の方の下へ旅立っていきました(笑)
サルミアッキは十分な量を準備していたつもりだったのですが
予想を上回るペースでお昼過ぎにはすべて捌けてしまいました。
ありがとうございます。
サルミアッキを食べてみたかった方
すみません。3月のコミケSPはもっともって行きます。
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午後からはフィンランドからのコミケ参加者さんが差し入れをくださったので
そちらを配布させていただきました
フィンランドのGeishaチョコレートやゼリーです。
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【フィンランド満足セット】
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サルミアッキはフィンランドではとてもメジャーなお菓子なので
さまざまなメーカーから発売されています。
中にはパウダー状のものやスティック、アイスクリームまで。
その中から厳選した7種類をオマケに付けた
同人誌「Yonkoman pään sisällä 1~3」
フィンランド語版オリジナルを限定で3セット用意しました。
有名どころのfazerのサルミアッキは日本の通販でも入手できるのですが
その他はフィンランドでしかなかなかお目にかかることができません。
珍しさもあってかこちらもすべて完売。
ありがとうございます。
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当日スペースに来てくださった方で
フィンランド語オリジナルを欲しいと言う方が沢山見えたそうですが
セットしかないので残念がる人が多かったそうです
申し訳ございません
こちらも次回は少量ながら単品を作ってみます。
本当はオリジナル版の同人誌も数を持ち込みたかったのですが
jaakuiさんの荷物の負担も大きく在庫も少ないため
数が用意できませんでした。
【プロジェクト無事完了!!!】
みなさまのご参加・ご協力により進めてまいりました
フィンランド同人4コマ漫画「yonkoman pään sisällä」プロジェクトですが
12月30日の冬コミを持ちましてすべてのプログラムを
完遂できたことをご報告申し上げます。
このプロジェクトを通じて沢山のフィンランド人・日本人の方と
触れ合うことができました。
また、とても沢山の方から暖かい言葉や激励をいただきました。
フィンランドでは
「フィンランドの同人を盛り上げてくれてありがとう」
「すばらしい!」「こんな漫画を待っていた」「応援している」などなど
日本では「もっとフィンランドについて知りたい」
「次回も是非期待している」とのお言葉を頂戴いたしました
本当に嬉しいことでやってよかったなーと励みになります。
ありがとうございました!
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【次回は3月!!! 日フィン同時開催!!!】
そして日フィン両国から「次は一緒に参加したい」と声をかけていただけました。
2015年は、また新たな同人プロジェクトを予定しています。
まずは3月に日フィン合同で妖怪についての本をやろうと思っています。
フィンランドにも日本の妖怪に相当する「Haltija」という伝承があります。
3月28日~29日に開催されるコミケットSPのテーマは『オタクサミット2015』。
世界のオタクが集まる祭典に相応しい企画として
『日フィン妖怪会議(仮)』という漫画を作ります。
また、同日にはフィンランド タンペレ市で
コミックの即売イベント「tampere kuplii」が開催されるので
そちらにもスペースをつくり日フィン同日にイベントを繋ぎたいと思います。
また詳細が決まり次第、情報を告知させていただきますのでよろしくおねがいします。
それでは、次は3月にお会いしましょう!
さんま雲 MARO&NIEAL
2015.1.8 フィンランドより
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当日、参加してくださったPisaroiさんのレポートも
併せて掲載させていただきます
Pisaroi 冬コミ参加レポート[2014.12.30.C87]
この間の12月30日、Pisaroiが日本のコミケデビューを果たしました!
フィンランド留学中に現地のコミケ(desucon)で頒布した同人誌を
今度は日本語に訳し直して本場日本のコミケで頒布することになりました。
私は売り子さんとして参加させていただきました!
今回も前回同様、金爆キリショーさんのコスプレをして
参加しようかと考えていたのですが
冷静に考えてフィンランドの同人誌の売り子さんなのに
V系の格好っておかしくね…?(^-^)と(笑)
そんな訳で、この度リトルミィ風の衣装で参加いたしました!
ドドン。
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ミィメイクのために眉毛半分剃りました!(笑)
全然リトルじゃないんですが
人間界ではリトルな方なので、サイズ感はご了承ください(笑)
日本のコミケに行くのは初体験。
遠足に行く小学生よろしく、前日は緊張で眠れませんでした。
当日、国際展示場駅は大混雑!いろいろな格好をした方でごった返していました。
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混みの波に乗りながら
なんとか参加させて頂くサークルのブースに到着!
見やすく、かわいいディスプレイを目指して配置していきます。
手作りのフィン・日国旗も飾って、完成!
今回は同人誌と一緒に
フィンランドの世界一まずい飴SALMIAKKI(さるみあっき)もお渡ししました(笑)
意外とファンがいるんですよね、サルミアッキ…
びっくり!?
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なかなかかわいく仕上がりました。左から日本語バージョン
真ん中の箱がサルミアッキ、左がフィンランド語バージョン。
コミケ開始の合図とともに、多くの方がブースにいらっしゃいました!
「Twitterを見て」「フィンランドが好きで」と
たくさんお声をかけていただきました。ありがとうございます!
開始から数時間、すぐに用意していたSALMIAKKIがなくなってしまいました。
コミケの後半は、遊びに来てくれたフィンランド人旅行者の方が
差し入れしてくれたフィンランドチョコレートを代わりにお渡ししました(Kiitos paljon!)
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フィンランドから持って来てもらったサルミアッキデラックスセット。
ヴィレバン風に一言添えてみました(笑)
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日本語版同人誌と共に
フィンランド語バージョン3種類分が1つにまとまった
とってもお得な1冊
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ブースはこんな感じです。
フィンランド人の作家さん2人を含む総勢5人で
遊びに来てくれた方をおもてなし
午後からお店番をフィンランド作家さんと交代し
お昼休憩中の写真。ご覧の通り、会場は参加者さんで大混雑!
みなさんゲットした戦利品を眺めてらっしゃいました
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2時過ぎからは留学仲間のYouくんも一緒にお店番
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無理矢理私が作った「スナフキン帽」を装着してもらいました(笑)
そしてあっという間に、終了のアナウンスが
楽しい時間は本当に早く過ぎてしまいますね。
コミケの後は、みんなで打ち上げ!
同人誌に参加してくれたフィンランド人作家の方も来てくれました。
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今回、コミケ初参加&売り子さんをやらせて頂くと言うことで
とても緊張していましたが、本当に楽しかったです!
ブースにいらっしゃった方とフィンランドについて
語り合うことが出来て、とても幸せでした。
現場にはフィンランド以外にも国際的なサークルさんが
たくさん参加していらっしゃって、
オタク文化は国境を簡単に飛び超えてしまうんだなと感じました。
自分が描いた作品がフィンランド語と日本語で発刊され
そしてどちらのプロモーションにも関わることが出来、感慨深いです。
同人誌を手に取ってくださったみなさん
さんま雲サークルのみなさん、本当にありがとうございました!
これからも同人活動を通して
フィンランドと日本を繋ぐお手伝いが出来るよう、頑張ります!
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充実した年末を過ごさせて頂きました。
今年もフィンランドの素晴らしさを発信して行けるように頑張ります。
2015年もどうぞ、よろしくお願いいたします!
Pisaroi
2015.1.8 フィンランドより
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ということで、さんま雲とPisaroiさんのレポートは
いかがでしたでしょうか?
楽しいコミケ参加だったようで何よりです
今後もProject.C.K.はさんま雲のメンバーとして
様々な企画を共に楽しんでいきたいと思います
まずはコミケSPの妖怪イラスト企画(仮)ですね
何を描こうかな?
さんま雲 冬コミ参加報告書[2014.12.30.C87]
レポート
