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友人のマロニー君がフィンランドと日本の同人活動の交流のために
立ち上げたフィンランド×日本の同人プロジェクト[さんま雲]
http://project-ck.sblo.jp/article/87211394.html
HP→https://sites.google.com/site/sanmagumo/
twitter→https://twitter.com/sanmagumo1
主催→https://twitter.com/marony38
2月のDesucon Frostbiteに続き
6月7・8・9日にフィンランドLahti(ラハティ)で
開催されたアニメコンベンション(アニメ・マンガ・コスプレイベント)
Desucon 2014が開催されました
Project.C.K.としてフィンランドのイベントに参加するのは4回目
今回も無事に参加を終えることが出来ました。
さんま雲主催のマロニー君が報告書をまとめてくれました。
フィンランドの同人事情の紹介という面白い資料だと思いますので
マロニー君に許可をいただき
今回も当blogでご紹介させていただきます。
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さんま雲報告書 2014年6月ですこん[2014.06.29]
さんま雲主催マロニーです。
6月7・8・9日にフィンランド・ラハティで開催された
アニメコンベンションDesucon 2014の参加レポートです
今回で出展は4回目なのですが、
当サークル(さんま雲)の同人誌にも参加いただいているボカロPのワンカップP様より
「報告などは旅情かきたてる写真山盛りがいいです。」とリクエストがあったため、
今回はフィンランドの景色も混ぜつつお伝えしたいと思います。
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フィンランドの夏は朝が早い!
この時期は限りなく白夜に近く、日没は10時ごろですが11時過ぎまで明るく
朝も3時ごろから明るくなってきます。
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写真は6月7日朝4時10分、方角的にはほぼ北東。
なぜこんな早朝に起きているかというと
今回のですこんで私マロニーがDJとしてナイトパーティーに呼んでいただけたので、
早朝から自宅で最後の練習をしていました。
そんな訳で朝6時半。天候にも恵まれ
TAMPEREからLAHTIまで約3時間の道のりを気持ちよくドライブ
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今回の参加者はMARONYとNIEALに加え
日本からの留学生YOUとフィンランド育ちの日本人現地大学生munkkipossu
朝食に日本式のサンドイッチを食べるというのが当サークルの慣わしで
前日に彼らが作ってくれました。
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1時間半ほど車を走らせると
「あまりに天気がいいので、森に行きたい!」とNiealお嬢様が暴れ…
いや、リクエストがあったので、適当に脇道から森に入っていくと
なにやら石碑を発見。どうやら1918年のフィンランド内戦のものらしいです
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ついついゆっくりしてしまい、ようやく9時半に現地到着。
さて、ですこんの開催される街「Lahti(ラハティ)」とはフィンランド語で「港」という意味
その名が表す通りラハティにはベシ湖に面した美しい港を中心に栄えた街です
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その美しい湖畔の港には船を改装したレストランやカフェが建ち並び
テラスでは人々がくつろぐ憩いの場となっています。
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その平和な港町に突如現れた…
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調査兵団!?
湖畔に建てられたシベリウスホールは
フィンランドを代表するオーケストラである「ラハティ交響楽団」の本拠地である
コンサートホールを含めた多目的施設。
そんな美しい街の由緒正しき建物ですが
現地に着いた9時半の時点ではその周辺そして街中に溢れんばかりのコスプレイヤーが
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全体的に今年はキルラキルと進撃の巨人
そしてなぜか東方女装コスが多かったです。
さて、イベントは前日から開催されていますが
myyja(売り子)スペースは10時にオープンされ我々も無事開店
今回はmarony・munkkipossuがPCKブースを担当しました。
オープンから昼までが一番人の多い時間
今回もたくさんの人が訪れてくれました。
今回でPCKブースを出すのは4回目なのですが既に認知度が高く
朝からやってきて新作をチェックしに来てくれた人が多かったです
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惜しまれるのは、毎回来てくれる女の子がいるのですが
いつもTシャツのサイズが合わずに残念そうにしていました。
今回はいつものSサイズよりさらに小さいWM[女性用Mサイズ]サイズも用意していたのですが…
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残念ながらそれでも大きかったようです。
剣崎さん、WSサイズはつくれないですか〜?
※次回のイベントではWSを送ります[剣崎]
私MARONYもフィンランドに移住して2年半になりますが
今回、一緒に参加したmunkkipossuは小さいころからフィンランド育った日本人
流暢なフィンランド語でしっかりと説明をしてくれたので
とても喜んでもらえたと思います。
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もう一方のブースではpinjaとyouくんがさんま雲ブースを出展
こちらでは同人誌と塗り絵のフリーペーパーを頒布しました
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ですこんの開催される6月のフィンランドは一年のうちで最も過ごしやすい時期
フィンランド語で6月はkesä(夏の)kuu(月)といい
日本とは違い夏至に近いこの時期がフィンランドでは「真夏」とされています
そして多くのフィンランド人が愛してやまない
フィンランドの「真夏」といえば美しい自然と湖。そしてサウナ
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「Yonkoman pään sisällä」は
その美しい夏のフィンランドを舞台にした2次創作同人誌
日本の4コマ漫画のセオリー解説しつつ
フィンランドでもっと同人漫画が広がって欲しいと思い
昨年のですこんで発行しました
そして今年の2月にはフィンランドの冬をテーマに「Yonkoman pään sisällä2」を発行
どちらもフィンランド人3人と日本人6人が漫画を描いており
フィン日合同同人誌として注目を集めました。
午後から私も店番をやりましたが手にとって見るフィンランドの皆さんは
サウナやBBQなど彼らに馴染みのあるシーンを見てとても喜んでくれました。
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なお、今回はProject.C.K.さんからブラックサンダーの差し入れ付でした!
その数、なんと100個!!
近所のコンビニで箱買いしまくったそうで(笑
今回は新刊は作りませんでしたが
9月にTampereで開催されるtraconで同人誌のプロモーションとして
PCKカワサキさんに描いて頂いた当サークルの看板娘「yonkoma tyttö」ちゃんの塗り絵をプレゼント!
実は髪色別に性格が書いてあり、好みの髪色に塗ってツイートしようという企画。
後日、日本語翻訳をアップするので、日本の方も参加していただけるとうれしいです!
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PCK・さんま雲共に
どちらのブースも18時で終了
本当にたくさんの方に来ていただき、とても楽しかったです。
さて無事撤収も完了して
pinja・you・munkkipossuがおいしいカツレツを食べに行っている間
私maronyは一人別行動。
私は食べられませんでしたがホテルのカツレツはなかなかの美味だったそうです。
ああ、うらやましい。
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みんな美味しい物を食べているんだろうなーと恨めしく思いながら
ですこんのナイトパーティーの準備の為、lahti市内のクラブへ
ご飯食べる時間があまりなく、腹ペコ&長距離運転&一日店番で疲れもピークでしたが、
仲間のDJ達はとてもノリがよくて温かく受け入れてくれたので
疲れも緊張も吹き飛びました。
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パーティーは20時から夜中の2時まで
ガッツリ盛り上げてきたのでまた呼んでもらえるかなーという手ごたえを感じつつ
喜んでもらえてよかったです。
パーティー自体もとても素敵でした
雨が降ってきたせいで少し人は少なかったですが、200人ぐらいいたでしょうか
最後までほとんどのお客さん残って盛り上がりました。
昼間とはまた違ってお酒を飲みながらいろんな人と話すことも出来たし
DJ終わったらシャンパンを開けて乾杯してくれるし、
日本(の後輩たち)と違ってDJやっている最中にテキーラを持ってこないし、
日本と違ってテキーラ飲んだ直後にテキーラ持ってきたりしないし…
フィンランドのクラブって素敵ですよ!
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[まとめ]
今回でフィンランドでのイベント参加は4度目でしたが
おかげさまですっかり定着できたよう気がします。
Project.C.K.のイラストやアイテム、さんま雲の同人誌、
そしてDJも、それぞれ楽しみにしてくれる人がいて
足を運んでくれたり声をかけてくれるようになりました。
本当にたくさんの人たちに助けられ、楽しいことがどんどんと形になって来ています。
PCKの剣崎さんカワサキさん
オーガナイザーのrudolf、DJのjukio、jokk、sari、tomi、matias、santtu
前日から手伝ってくれたYouくんとmunkkipossuくん
イベント中応援メールを下さったワンカップP様、ブコビッチ様、yamakawa様、幼助様、jaakui様
ツイッターで塗り絵を塗って送ってくれたフィンランド人の方々
その他参加メンバーや関わってくださったすべての方々に
改めてありがとうございました。
次回は9月開催のtraconに向けてがんばっていこうと思いますので
皆様よろしくおねがいします。
[メッセージ]
今回もたくさんの人からメッセージいただいてきました
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そして、フィンランドの老舗同人コミックサークル
Team Pärvelöさまからも、Project.C.K.への応援コメントをくださいました!
Team Pärvelöさんは、2006年から活動する4人の漫画家による漫画サークル。
フィンランドのオタクをテーマにした「GAIJIN」などが有名です。
http://teamparvelo.com/index.html
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そして今回ですこんのゲスト
「エウレカセブン」の京田監督からも
ちゃっかりサインをいただいてきました!
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[メンバーからのコメント]
初めまして、Munkkipossuです!
今までは自宅から近いTraconには参加して事があったのですが
Desuconは初めてでした。
Desuconといえばチケットがすぐに完売してしまうというアニメイベント、
チケットの購入を逃してしまった自分が
まさか売る側として参加できるとは思いもよりませんでした。
販売作業は元から好きだったのですが
特に今回はお客さんたちが自分と同じ趣味だったのでとても楽しかったです ^^
会場も広く時間も長かったですが
幸い自分で歩き回らなくても色んな方と話せましたし
楽しさで疲れも感じないし、いいことばっかでした(笑)
一番嬉しかったのは色々なお客さん達と喋ったり仲良くなれたことです。
Project.C.K.さんのことは今回初めて知りました。
最初は自分がちゃんとフィンランドの人たちに魅力を伝えられるかな?と心配していたのですが
見本のアートブックを渡すだけで十分でした。
アートブックを開くたび素に驚くお客さんたちの顔、面白かったです。
そして自分も接客しているうちにProject.C.K.さんの魅力にどんどん引き込まれていき
最終的には目玉商品だった描き下ろしのイラストを買ってしまいました(笑)
Project.C.K.さん、マロニーさん、本当にありがとうございました!
次回も可能であれば参加したいです!
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マロニー君、Niealさん、Munkkipossuくん、YOUくん
お疲れさまでした
皆さんの協力のおかげで
今回もフィンランドの方々にProject.C.K.作品を見ていただく事が出来ました
本当にありがとうございます。
Project.C.K.としてフィンランドのイベントに参加するのも
今回で4回目となりました
フィンランドにも自分たちのファンがいるというのは本当に嬉しい事です。
自分たちの作品を目当てに来てくださる方も多くいらっしゃるという事で感激しています
これからも皆様を喜んでいただき、さらには驚かし続けれるような作品作りに励みたいと思います
次回は9月のTraconですね
看板娘「yonkoma tyttö」ちゃんも秋の装いとなります
秋のフィンランドはどんな感じなんだろう?と考えながら
表紙案を練っておきますね!!
Desucon 2014 活動報告書
レポート
