友人のマロニー君がフィンランドと日本の同人活動の交流のために
立ち上げたフィンランド×日本の同人プロジェクト[さんま雲]
http://project-ck.sblo.jp/article/87211394.html
HP→https://sites.google.com/site/sanmagumo/
twitter→https://twitter.com/sanmagumo1
主催→https://twitter.com/marony38
2月14・15・16日にフィンランドフロストバイトで
開催されたアニメコンベンション(アニメ・マンガ・コスプレイベント)
Desucon Frostbite
Project.C.K.としてフィンランドのイベントに参加するのはこれで3回目
無事、参加を終えることが出来ました。
さんま雲主催のマロニー君が報告書をまとめてくれました。
フィンランドの同人事情の紹介という面白い資料だと思いますので
マロニー君に許可をいただき
今回も当blogでご紹介させていただきます。
前回の報告書はコチラ→■
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さんま雲 活動報告書 [2014.3.29]
代表:マロニー
サークルさんま雲主催マロニーです。
報告を早くしなくてはと思いながらも月日はあっという間に
1ヶ月も過ぎてしまいましたが、3月中旬にフィンランドのオタクイベント
「ですこんフロストバイト」に参加してきました!
ですこんフロストバイトとは
凍てつく冬のさなかに毎年行われるフィンランドの
日本文化・アニメ・漫画のファンコンベンション。
日本から声優さん(今回は緒方恵美さんと山口勝平さんでした。)などのゲストを呼んだり、
コスプレや研究講座・カラオケやパーティー、そして即売会などが行われ
2~3000人のファンたちが集まります。
http://desucon.fi/frostbite/
緒方さんライブやDJなどのナイトプログラム
ですこんパンフレット「ですのーと」
ゲストの勝平さんにちなんで、らんまコスのです君です。
今回は2月16日にさんま雲として1ブース、
Project.C.K.として1ブースの出展し
沢山のフィンランド人に手にとっていただけました。
ますは、関係者ならびに来場者の方々に深く感謝申し上げます。
今回の参加メンバー
現地での参加メンバーは、私MARONY(写真右)と嫁Nieal(写真無し)に加え、
フィンランド在住の留学生、Pisaroi(写真左)さんとYOUくん(写真右)に
売り子を手伝ってもらいました!
実は二人とも特にアニオタと言うわけではなかったのですが
「まぁまぁ、折角留学中なんだから、日本文化を通じて
フィンランド人と交流するいい機会だよ!」と
強引な(うまいこと口車に乗せて?)説得。
でも、二人ともノリノリで金爆コスまでして参加してくれました。
しかし、日本文化のイベントといっても、
漫画・アニメが圧倒的に多いので、金爆コスはわかる人いるのかな・・・。
と、本人たちも心配しておりましたが、しっかりファンはいました!
ゴールデンボンバー好きという日本語が上手な方(写真右)
そしてこちらのレイヤーさん(写真中)は
自ら金爆コスもするというファンらしく大興奮
PCKブース
PCKブースは私MARONYとYOUくん(写真右)が担当。
今回のProject.C.K.ブースは、
2014年カレンダーとTシャツ・ポストカードを中心としたラインナップ。
昨年のdesucon、traconに続き今回で3回目の参加ですが、
すっかりとファンが付いたようで、
沢山の人に「また来てくれたねー」と声をかけてもらえました!
中には全アイテム揃えてくれている方もいましたよー。
私もYOUくんもフィンランド語を勉強中のため、
拙いフィンランド語で来場者にPCKやアイテムについての説明をしていきます。
語学勉強中の身としては「しゃべらないといけない環境」というのは
物凄く為になりますね。
あれこれ説明したり質問がされたりするので、
普段使わないような単語で沢山会話することができました。
Tシャツについては、いままでの傾向としては
小さめサイズと大きめサイズの需要が特にあったため、
今回は大きいサイズキャンペーン。
いつもはサイズ毎に選べる選択肢が少なかった分、
大きいサイズの人たちはゆっくり選べ大歓喜。
しかし反面、若くて華奢なフィンランド美少女等は
残念そうな顔をしているとすかさず話しかけてあげないといけないのです!
「なな、夏に!夏に小さいサイズがいっぱいくるから!」
テンパりながら説明すると、ニッコリする笑顔はまるで妖精のよう。
そしてXLサイズのTシャツを購入する妖精さん。
あれ?話し通じてないのかしら・・・?
ありがたい話「大きくてもいいや」という人も沢山いました。
確かにイベントでしか買えませんし、
いい思い出になってくれると嬉しいです。
パジャマにでもするのかな?
今回の新作カレンダーは、特に伝えておかないといけない重大事項が!
実はこれ、日本仕様のカレンダーなので当然祝日は日本の暦なのです。
と、心配したのですが、皆さんデザインが気に入っているので
誰もそれを問題にすることはなく、
むしろ「日本の祝日がわかって都合がいい」という人までいました。
日本に旅行に行ったり、日本文化を知るのにちょうどいいみたいですね。
一見さんには、まず画集を開いて「どうぞ見てってくださーい」というと、
ほとんどの人が足を止めてゆっくり見てくれました。
そして毎回恒例、今回も沢山の人たちにメッセージコメントをいただいてきました。
本当に皆さんありがとうございました!
※メッセージコメントについては近日中に活動報告書[その2]で公開いたします
ブースに来てくれたフィンランド人の中に、
日本に留学したorこれから留学に行くという人も沢山見えて、
日本語で話しかけてくれました。
たどたどしいフィンランド語で話すYOUくんと、
たどたどしい日本語で話すフィンランド人の会話を横目に
「あぁ、なんと微笑ましい日フィン交流だ」と実感。
そして僕も、前回来た何人かに「フィンランド語上手になったねー」と言われて
ちょっぴりうれしかったです。
その他、「ネット販売していますか?」「ネットにカタログありますか?」
「PCKの連絡先(メルアド)ください」という問い合わせを沢山いただきました。
sannmagumo[さんま雲]ブース
さんま雲ブースはNeialとPisaroiさんが担当。
Pisaroiさん、腹ボテ妊婦のフォローありがとうございます。
新刊「Yonkoman pään sisällä 2」は
冬のフィンランドをテーマにした2次創作同人誌。
ちなみに前回は夏のフィンランドをテーマに続いて第2弾です
簡単に言うと、日本スタイルの同人四コマ漫画で
フィンランド文化を表現しようという企画、
今回もフィンランド人3人と日本人8人が参加してくれました。
参加作家一覧
Project.C.K.、Coba、Jaakui、Shinanai、Yamakawa、Vukovich、Varjostaja
Pisaroi、Yousuke、Maro、onecupP(掲載順)
PCKさんには今回も素敵な表紙を描いていただきました。ありがとうございます。
ざっくりと当日見受けられた感想は
全体的に前回よりも漫画のクオリティーが高くなったという声が多かったです。
前作「Yonkoman pään sisällä 」持っている人がとても沢山いました。
シリーズ化した事を喜んでもらえたようです。
反面一見さんには、タイトルに2と書いてあるが
「1」はどこで手に入るのだという質問が多かったです。
続き物ではないのですが、1から揃えたいという気持ちは普遍的なものですね。
しかしそうした一見さんたちにも、フィンランドが舞台の
同人誌というのはとても喜んでもらえたようです。
イベント時、日本はバレンタインデーだったので、
日本から持ってきた「ブラックサンダー」をおまけで付けたのですが、
ビックリするぐらいファンが多かったです。
もちろん、フィンランドでは売っていないのですが、
日本に留学や旅行で行ったことがある人たちが懐かしんでおりました。
中には、「OHO!ブラックサンダー!!何でここにあるの!?」と
思わず歓喜をあげる人まで(笑)
Pisaroiさんは同人誌初参加。さっそくできたファンにサインを求められる場面も。
イベントに参加をしてみての感想~YOUくん篇~
まず、とても楽しかったです!
今回誘っていただき本当にありがとうございました。自
分の作った物でなくとも「かわいい」とか「かっこいい」と言ってもらえ、
しかも多くの人が買ってくれるととても嬉しいですね。興奮しました(笑)。
きっとそれはPCKさんやさんま雲さんの作る作品の質・センスがとても良く、
フィンランドのオタクの「心」にも響くからなのかなと思いました。
僕自身も「これはかわいい!ほしい!」と思っていたので、
来てくれる人に素直にオススメ出来たし
何より、やりがいがありました!
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ということで、いかがでしたでしょうか?
フィンランドの同人事情が少しでもわかりましたでしょうか?
活動報告書[その2]は近日中に当blogで公開いたします。